東アジア術数学研究会とは?

 「術数学」とは古代中国において発生した各種の占術およびその基礎理論である数理哲学や数学をも含めた占術の理論と実践に関する学問の総称です。
 術数は、中国において現在まで伝承され、重要視されています。そして術数書(およびその理論)は、東アジアの国々(日本・韓国等)にも受容され現在まで伝承されています。全時代を通じて東アジアの諸国において術数が与えた文化的影響は甚大であるといってよいでしょう。
 私たちは時代と地域とを超越して広範囲におよぶ東アジアの術数を考察するため共同で研究を進めることにしました。これが「東アジア術数学研究会」です。
 ※本会は京都大学人文科学研究所術数研究班とは別組織です。